もりやです

焼津市小川H様邸の耐震補強工事が進んでいます


壁には、構造用合板が張られました☆
さて・・・

こちらの写真の『梁』の部分に注目

拡大してみましょう


梁が柱にかかっている部分に、金物で補強してあるのがわかりますかー

正体は・・・

梁受け金物と呼ばれる補強金物です☆
→→地震発生時に2階の床組の落下を防ぐ役割をします。
地震の揺れで、梁が落ちてしまったら大変なことになります

古い家の場合は、特に注意しなければなりません。
しかし・・・
実は、この金物は耐震補強計画では計算に入っていない部分。
計算上は大丈夫といっても、こうした部分にも気配りをすることが大事なんですね

同様に・・・

これは1Fの天井です☆
構造用合板がびっしり張られています。
こうした天井面(水平面)を固め、変形しにくくすることで、地震時の水平力をスムーズに耐力壁に伝えられる様にします。
★地震時の水平力→→地震の力は、建物に対し水平方向に働きます。
よく考えてみれば・・・
垂直方向は、壁に筋交いを入れて強度を確保してるのに、
水平方向が梁だけで組んでいるっていうのもバランスが悪いですね

いくら耐力壁の数が足りていても、その力を発揮できなければ意味がないですね・・・
在来工法は地震に対して、弱いのでは??
という話を聞きますが、こうした工夫をすることで耐震性は確保されると思います。
今日は少し真面目になってしまいましたが・・・
毎日、楽しく勉強しております

それでは今日はこのへんで

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