もりやです☆
焼津市小川H様邸の耐震工事の状況をお知らせします

今日のテーマは補強用の金物です


大工さんが既存の柱・筋交いに補強用の金物を取り付けたり、

新設の筋交いを取り付けています。
そこで

どんな金物を使っているのか

今日はたくさんある中から少しご紹介

まずは・・・

・手前の丸いボルトのようなもの。
これはアンカーボルトというものです。
ボルトの先は基礎まで届いていて、基礎と土台をつなぐ大切な役目をしています。
・その後ろに土台と柱をつないでいるL字型の金物
これは、柱と土台、柱と横架材の接合に使用する金物です。
地震が起きた際、土台から柱が引き抜かれないようにする役目をしています。
耐力試験では、10.4KNまで耐えられる結果が出ています。
つまり、1トン近い力がかかっても、柱が土台から抜けないことになります。
このような金物は、たくさん取り付ければいいというものではありません。
たくさん取り付ければ、その分柱には多くのビスの穴が空いてしまい、
結果的に柱の強度が落ちてしまいます。
全体のバランスを考え、設計士さん、大工さんと相談し、
各壁ごとに最適な金物を選択して、取り付けます。
今までは気にしていなかったのですが、
金物には、それぞれ重要な役目があるんですね

H様邸ではたくさんの金物が使われています。
この機会に数多くある金物の性能をしっかり理解していきたいです

また次回も・・・
新人モリヤの解説コーナーやりまーす

それでは今日はこのへんで

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