もりやです☆




新設の筋交い・補強用の金物の取り付けが進んでいます。
そこで

●前回は柱の引き抜き防止の金物の紹介をしたので・・・
【前回ブログはこちらから】
今回は、筋交いに取り付ける金物のご紹介をします

まず、それぞれの壁には『壁倍率』があります。
建築基準法で定められた壁の強さを表したものです。
それそれの壁の種類によって数値が違います。
★例えば、今回のH様邸のこちらの壁・・・

45ミリ×90ミリの筋交いを1本入れてあります。
この壁の壁倍率は2.0倍になります。
ちなみに、筋交いの場合は寸法によって壁倍率が変化します

・30ミリ×90ミリ→1.5倍
・45ミリ×90ミリ→2.0倍
・90ミリ×90ミリ→3.0倍
そして

この壁倍率により、取り付ける金物が決まってきます

取り付ける金物には
【壁倍率が2.0倍用、1.5倍用・・・】
など、それぞれの倍率に合わせた金物が数多くあります。
さて、倍率さえ合えば何でも取り付けていいんでしょうか





上の4枚の写真にそれぞれ写っている金物は、
すべて壁倍率2.0用の金物です

2.0倍用なら何でも良いわけでなく、
それぞれの取り付け場所にあった形の金物を取り付けないといけません。
金物を取り付ける場所(筋交いの端部)の状況がすべて同じということも無いんです。
数字上では耐震補強ができていても、
現場で細部まで気配りをしなければ意味がなくなってしまうんですね

以前は、金物の種類まで気にしたことはありませんでした

社長からは
現場に行ったら、
気にする


今日のような記事を勉強しながら書いていると、その言葉が身にします

明日も頑張ろーー

それでは今日はこのへんで

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